デザイナーズ賃貸にあこがれる!でも知っておきたいデメリット3選

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個性的でスタイリッシュなデザイン、通常の物件にはないステータスなどで人気のデザイナーズ物件ですが、そのデザイン性ゆえに快適な暮らしとは言いがたい現実があることをご存知ですか?
デザイナーズ物件は快適性よりもデザインを優先していることが多く、それがこのデメリットにつながります。
どんなデメリットがあるのでしょうか?
今回は、住む前に知っておくべき3点をまとめましたのでご覧下さい。

 

★開放的で見晴らし最高な大きな窓の見落としがちなデメリット

一面に大きく開かれた窓は明るい光がさし込み、緑や街並みが見渡すことができ開放的な空間を演出しています。
素敵ですね!しかし、夏は温室のように熱く、冬は暖房してもすぐに熱を奪われる苛酷な環境です。
光熱費が高めにつくことを覚悟しなくてはなりません。家具やお肌の日焼けや、窓掃除といった小さくはないデメリットがあることもポイントです。
また、サッシのグレードによっては騒音が激しいこともあるのでチェックが必要です。

 

★おしゃれなコンクリート打ちっぱなし壁のデメリット

ドラマや映画に出てくるようなスタイリッシュな空間を演出するコンクリの壁。訪れた誰もが、かっこいい!と賞賛するでしょう。
しかし、ここにもデメリットが隠されています。コンクリートには温まりにくく冷めにくい性質があり冬などは底冷えのする寒さを体験することになります。
また、調理や暖房からでる熱が室内にこもると結露しカビの原因となります。
外張り断熱工法であれば、その限りではないのでチェックが必要です。

 

★スタイリッシュな景観に潜むかもしれないデメリットとは

デザイナーやオーナーの想いを形にしたスタイリッシュな建物。
街の中でも目立つ存在で、誰もが振り返り、どんな生活なのかと想像に胸を膨らませるでしょう。
それ故、その景観を壊すような行為は禁止されていることが多いです。
代表例は、洗濯物や布団を干すこと。結果、洗濯物は室内に干すか乾燥機を使用することになり、布団はコインランドリーの乾燥機を使用するなど一手間が必要となります。

 

★デザイナーズマンションのおしゃれと実用性のバランスをチェック!

いかがでしたでしょうか?3点とも、見過ごすことのできない大きな問題ばかりでしたね。
物件によってはこれ以外のデメリットがあることも十分予想されます。
魅力的な空間を前にするとどうしても、楽しい生活ばかり想像してしまいがちですが、これからの生活の拠点であることを念頭にしっかりチェックしていく必要があります。